離婚することは結婚よりも大変！！離婚に伴う精神的な負担の正体とは？

離婚についてはよく『離婚は結婚よりも大変』と言われます。これがどういうことを意味しているかと言うと、物理的にはもちろんですが、精神的負担の大きさを物語っているのだと思います。

結婚するときと言うのは、物理的には色々と変更するものがあったり環境が変わったり準備するものがあったりしても、幸せ気分の中で上向きな気持ちで取り組むことができます。また、パートナーと一緒に相談しながらこなしていくことができるのです。

すなわち精神的負担が半分こできるんですね。

反対に、離婚の時は結婚の時に変更したものを元に戻す作業だったり、新生活に向けての準備だったりをしなくてはなりませんが、一緒にやるというよりは自分の作業を自分でこなす…といった感覚です。

一人でやっていけるかという不安や先の見えない状態にマイナスな気持ちで過ごしがちになります。

実際に私自身も離婚を考えはじめてから、元夫の帰宅時間になるとお腹の調子が悪くなる・蕁麻疹が出るといった症状が出ました。それは段々と酷くなっていき、離婚の話し合いをする頃には心療内科で安定剤と睡眠導入剤を処方してもらっていました。

今になって思えば、育児をしながらの離婚準備で私自身がダメになってしまっては元も子もないので、早めの心療内科受診は良い選択でした。

とはいえ、実際にお薬を飲んでいたのは２週間くらいで、あとは数回カウンセリングを受けたりして幸いにも持ち直すことができました。

それができたのは、毎日のように娘を寝かしつけてから今後のことについて考え、ネットや本で離婚について勉強したからです。

人間は知らないもの、未知のものに対して不安を感じるものです。その状態から、なるべく知識を得て知らないことを減らしていくことで不安も同時に減っていきます。

そこで、これから起こりうることを知る、シュミレーションしてみることはとても大事なことです。その上で今、自分が何をするべきか考えてみてください。

自分が今するべきことがわかり、それに向かって行動すれば少しずつ不安が減り、精神的な負担も減っていきます。新しい生活に向けて、上向きな気持ちに切り替えられるといいですね。

離婚は決してマイナスなことではありません。精神的に大変な時もありますが、振り返った時に『あのときの選択は正しかった』と思えるように今、行動を起こしましょう。