幸せになるための離婚・再婚ガイドブック

離婚、再婚を経験し、現在ステップファミリー歴7年目を迎える管理人が、夫婦、子ども、家族について考えるブログです。スクールカウンセラーとして働く中で感じる、子どもの気持ちについて心理学的視点も交えながら気ままにつづっていきます。

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離婚の黄色信号…妻の寂しさが見えていますか?

男性の脳は1点集中型、または狩猟型と言われます。狩りをするときには、その獲物だけを集中して追うことで獲物をゲットする確率を上げることができます。その裏には、自分の身の安全を守ったり、家で待つ家族に食事を持ち帰るという結果が待っているのですが、狩猟中の男性脳にはそんなことは意識に上ってきません。また、一度獲得した獲物は追いかける必要がなく成ります。これは、結婚して安定した関係になるといわゆる「釣った魚に餌をあげない」状態になる理由です。

 

 

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一方、女性は家で子どもと一緒に夫の帰りを待ちながら近所の女性たちとのコミュニティづくりをする必要がありました。地域で子育てをすることで子どもの安全を守ったり、お互いを助けあったりすることができたからです。そして、女性の脳は一度に複数のタスクをこなすことにたけています。仕事の合間にメールを返信することができますが、男性脳は仕事が一区切りしないとなかなかそれができません。同時にほかのことを考えにくい脳なのです。

 

 

このように、人間が狩猟生活をしていたころから男女の脳は違う働きをするようにできていたわけです。そのため、現代でも男女は物事の捉え方や発信の仕方が異なるため、分かり合う時に一層の努力が必要です。

 

 

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今回は、妻の寂しさについて解説します。

 

 

 上記のような脳の違いがあるがために、夫婦のすれ違いが起きていると考えることができます。もともと、女性は子どもを育てたり家庭を守るために、何かを大切に慈しみ、守り育てるということに一生懸命精力を注いでいます。

 

 

しかし、家庭のことを顧みず仕事に一生懸命な夫が、妻の努力に気が付いてくれないと妻は段々と寂しさが募っていってしまうわけです。

 

 

私の友人の離婚経験者が呟いた忘れられない一言に「居るのに居ないように感じることほど淋しいものはない」というものがあります。これは、離婚経験者であれば共感できる人も多いのではないでしょうか。

 

 

夫があまりにも家庭を顧みなくなると、家庭で待つ妻にとっては「居るのに居ない」状況になってしまうわけです。こうなってくると、「本当は居るのに助けてくれない、頼りにならない人なら居なくても一緒。」と思うのも無理はないと思いませんか?自然と離婚が近づいてきますね。

 

 

「居なくても一緒」と妻が思い込んでしまう前に早めに手を打つことが大切です。「仕事が忙しい」「休みの日くらい休みたい」という気持ちがもしもあるのであれば、結婚生活と自分のやりたいことを天秤にかけてみるといいですよ。

 

 

もしも、結婚生活の方が優先順位が高いのであれば、黄色信号がともっていないかわが身を振り返ってみることをお勧めします。

 

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