幸せになるための離婚・再婚ガイドブック

離婚、再婚を経験し、現在ステップファミリー歴7年目を迎える管理人が、夫婦、子ども、家族について考えるブログです。スクールカウンセラーとして働く中で感じる、子どもの気持ちについて心理学的視点も交えながら気ままにつづっていきます。

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離婚原因の第1位!「性格の不一致」の本当の意味とは?

離婚原因で夫、妻共にあげる理由として最も多いのが「性格の不一致」だということはご存知でしょうか?

 

 

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では、この「性格の不一致」や「性格が合わない」という理由の実際のところどういう意味なのでしょうか。

 

 

お互いの話し合いだけで離婚が成立してしまう協議離婚であれば「性格の不一致」という理由で離婚することは可能です。しかし、裁判を起こして離婚しようとする場合、「性格の不一致」だけでは離婚が認められにくいのが事実です。それだけ、「性格の不一致」という言葉から捉えられる内容が個人個人によって違うということなのでしょう。

 

 

例を挙げてみると、出不精な夫と旅行やスポーツが好きな妻など、行動パターンが違うことで相手の行動が気に入らず、相手の行動が争いの元になってしまうことも。実は我が家の夫と私は完全にこのパターンで、休日は私が子どもたちを連れてあっちこっちへ出かけ、夫は休日も仕事をしたり家でゴロゴロするパターン。

 

 

休日に家族一緒にお出かけ…ということは本当にたまにしかないのですが、家族の行事は前もって日程を合わせたりすれば一緒にできるし、何よりもお互いに自由にやることでうまくいっているような気がします。

 

 

もしも、我が家のパターンでお互いに干渉しあっていまい、「どうして休日なのにどこにも連れて行ってくれないの?」「どうして休みの日までゆっくりさせてくれないの?」となってしまえば夫婦げんかの種になることは間違いないでしょう。また、自由にしている私に対して夫が「休みの日の度にあちこち出かけて自分だけ楽しそうにしやがって…」なんて言った日には…どうなるか予想できますよね。

 

 

また、別の例では金銭感覚の不一致が「性格の不一致」「価値観の不一致」などと表現されることが多いようです。

 

 

たとえば、奥さんがコツコツと節約して家計をやりくりしているにもかかわらず、ギャンブルにつぎ込んでしまったり、しょっちゅう飲みに出歩く夫に嫌気がさすというパターンも多いようです。

 

 

また、私の例で申し訳ないのですが、以前の結婚ときにはこの「金銭感覚の違い」も離婚原因の一つでした。私としては、二人の稼ぎもそんなに多くない中、少しでも貯金しようと頑張っていた(つもり)が、元夫の金遣いに干渉することになり、我慢ができなくなってしまったところもあったように思います。

 

 

このケースの場合、節約する奥さんも好きなようにお金を使ってしまう旦那さんもどちらも悪いわけではなく、二人が同じ方向を向いていないこと、すなわち目標が共有できていないことが問題です。

 

 

「性格の不一致」の本当の意味は、やはり「相手の考えていることがわからない、理解できない」というコミュニケーションの不足が大きな起因になっていると言えるのです。

 

 

 

kokohare.hatenadiary.jp

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