再婚する(ステップファミリーになる)とどんなことが待っている!?
シングルマザーでも恋愛をして、もう一度結婚しようと思うことは不思議なことではありません。誰かと一緒にいたいと思うのは大人の女性として当たりまえの感情ですね。
しかし、シングルマザーの場合、自分一人だけではなくもれなく子どももついてくるケースが多く、子どもと再婚相手との関係性についても頭を悩ませるところです。
では、実際に再婚するとどんなことが起こってくるのかを想像してみましょう。
まずは子どもと再婚相手の相性。
再婚相手は自分の子ども(相手にとっては連れ子)とどのような関係性でいるつもりなのか、自分の考えや要望と合っているか、また子どもの発達面から再婚相手と子どもの関係性はどのようにした方がいいのかを考えてみましょう。
我が家の場合は、再婚相手の現夫は「自分の子どもとして接したい」と娘(当時小学校2年生)に直接言ってくれたので娘も最初から「お父さん」と呼んでいましたが、これはケースバイケースで子どもの性格や年齢によっても様々です。どんなふうにした方がいいとは一概には言えません。
次に心配なのが、再婚相手と自分の子ども(義兄弟)が生まれたとき。
これもその時の子どもの年齢や義兄弟との年の差などによって変わってきますが、母親の立場としては、再婚相手が自分の子どもばかり可愛がって連れ子と差別するようになったらどうしようと心配になる気持ちもあるでしょう。
でも、よく考えてみて下さい。自分の実の子どもだって同じように育てていてもその子の性格や出生順、性別によって対応が変化するものではないでしょうか?それを「差別」と捉えるとそういう風に見えてくるものです。案外、相手にはそのつもりはないのかもしれませんが、こちらが感じる接し方の違いはやんわりと疑問として投げかけてみるのも良いかもしれません。相手は気が付いていないだけかもしれないからです。
私も母親として、現夫のそれぞれの子どもへの対応が目につくことももちろんありますが、冷静になってみてみると自分の子どもだけ可愛がっているのではなく、それぞれの性格や性別によるものが大きい様な気がします。
ただ、私がそう思えるのは現夫が「○○(長女)は、下の二人だけ可愛がられていると思っていないかなぁ」と私に聞いてきてくれるから。彼のなかに「同じように可愛がりたい」という気持ちがあるんだと感じられるからです。
まぁ、長女は女の子だし中2だし父親との関係も実の親子でもぎくしゃくし始める時期じゃないですか。なので私が間に入って「お父さんが『○○は下の二人だけ可愛がられていると思っていないかなぁ』って心配していたよ。」と間接的に伝え、現夫の微妙な男親心を伝えたりしています。
そういう意味では再婚相手と子どもとの関係性づくりに、母親の果たす役割は大きいと感じています。
ちなみに、我が家の父(現夫)娘関係は、普通の家庭の父娘関係と大きな違いはないと思います。時々口うるさい父親と、お説教されてうんざりする思春期の娘、時々大爆笑し合ったり白髪抜きをしてあげたり…と至って普通です。最近では二人で進路の話もしているみたいです。
再婚を必要以上に不安がる必要はないと私は思います。
母親と再婚相手が子どものことを中心に時間をかけてゆっくり考え、家族で話し合いながら自分たちのスタイルの家族を作っていこうとする姿勢が大切なんじゃないでしょうか。