○ひとり親家庭の『父の日』『母の日』
毎年やってくる暦上の『父の日』『母の日』。管理人もひとり親家庭の母として、最初の頃は子どもが保育園でどんな想いをしているのだろうと心を痛めた記憶があります。
娘は、当時の先生方の配慮(?)でおじいちゃんの絵を描いてきた記憶があります。
その時にいろいろ考えたのですが、この『絵を描かせる』ということの目的。結局は『感謝』なのだと思うのですが、やはり父の日なので感謝の相手は『お父さん』なんだろうな~と。
じゃあ、お父さんと一緒に暮らしていない我が家の場合、子どもにとって自分のことを可愛がってくれて大切にしてくれる存在は?それはやっぱり一緒に暮らす親やおじいちゃんおばあちゃん、おじさんおばさんだったりするんじゃないか。
子どもが自分の家族の環境を自然に受け入れられるよう、また、周りの人に感謝の心を持つことができるように普段から話してあげることが親のできることなのだと考えました。
最近では、ひとり親家庭への配慮で父の日の行事自体をやらないという保育園や学校も多くなってきているようです。3組に一組が離婚する現代ならではの現象なのかも知れませんね。
もちろん学校側として配慮してくれるのはありがたいことですが、それよりも先に親として、子どもが自分の家庭環境について前向きに受け止められるような言葉かけをしてあげることが大事なことではないでしょうか。