幸せになるための離婚・再婚ガイドブック

離婚、再婚を経験し、現在ステップファミリー歴7年目を迎える管理人が、夫婦、子ども、家族について考えるブログです。スクールカウンセラーとして働く中で感じる、子どもの気持ちについて心理学的視点も交えながら気ままにつづっていきます。

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○親の恋人を紹介するタイミングとその時に大事なこと

シングルマザーやシングルファーザー が恋人を子どもに紹介するとき。



良いタイミング、悪いタイミングってあるのでしょうか?その時の子供の気持ちってどうなのでしょう?



実は、その時に親として子どもにかけてほしい言葉があります。



実際のところ、子どもは親の恋人を紹介された時、嫌な気持ちになるわけでもなく嬉しいわけでもないよです。



子どもって意外にも冷静に『へぇ。こんなタイプが好きなんだ。』とか、『もう少しイケメンかと思っていた。』など自分なりに感じながら見ているようです。



親の恋人がどんな人かということよりも子どもにとっては、『自分が親にとって一番の存在であること』が大事なわけです。



私の知り合いは、親に『自分と恋人一番好きなのは誰?』と聞いた時に、『二人とも一番好きだよ。』 と言われ、大変ショックを受けたと笑っていました。大人になった今なら笑えることですが、当時はすごい衝撃だったようです。



例えるなら、兄弟が生まれたときに上の子が感じる嫉妬心や今までの一番の座を奪われるという危機感に似ているのかもしれません。相手が大人で同性だったりすると尚更ですね。



繰り返しになりますが、子どもにとって大事な事は、自分が親に一番愛されているということなのです。


だから 恋人を紹介するタイミングはそれほど重要なことではなく、親に恋人ができても自分が一番愛されていることに変わりはない!という実感を持たせることが大切なのです。


まぁ、いくらタイミングが重要じゃないといっても『今日から一緒に住む○○さんよ』という紹介の仕方はないと思いますが(笑)


結婚する前の段階として恋人を紹介するタイミングは、子どものことを一番知っている親が決めていいようです。