幸せになるための離婚・再婚ガイドブック

離婚、再婚を経験し、現在ステップファミリー歴7年目を迎える管理人が、夫婦、子ども、家族について考えるブログです。スクールカウンセラーとして働く中で感じる、子どもの気持ちについて心理学的視点も交えながら気ままにつづっていきます。

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○子連れ再婚 子どもと再婚相手との関係

子どもをつれて再婚するとなると、我が子と再婚相手との関係はどうなるのでしょうか?


親子?親戚?お母さんの旦那さん?各家庭によってさまざまな形があると思います。



うちの場合、初婚の彼にいきなり小学3年生の父親になるのは無理だと思ったし、娘も今までいなかった『お父さん』という存在に戸惑いがあると思ったので、私も最初はすごく悩みました。


で、たどり着いたのが『大人の男性としてのモデルになること』でした。



話は逸れますが、思春期に喫煙や飲酒などのいわゆる『非行』と呼ばれる行動をする子どもたちを対象に調査をしてみると、身近に良い大人の男性モデルがいないケースが多いという報告もあります。



思春期になると、男の子は自分の中の男性性を探し始めるのですが、そのモデルがない時、分かりやすくて男性らしい(と、イメージしやすい)行為として無意識に喫煙や飲酒という行動にでてしまうらしいのです。



そこで、娘にとっての『大人の男性モデル』となってくれることを夫に望んだことです。



この妥協点は私の中でなかなか満足なものでした。夫にとってもハードルが高くなく、娘にとっても夫の存在が良いモデルとなって成長に結び付く、というちょうど良い関係だったからです。


結論から言うと、私の心配もそれほど必要はなかったようで、娘は最初から彼を『お父さん』と呼び、彼は彼で『長女』としてあっちこっちで娘を紹介して回っています。



それぞれの家庭でちょうど良い関係というのがあると思います。最初に両者の関係性を思い浮かべておくのは、関係作りという点で良い方法です。